渋滞と鍋

12月15日

渋滞と鍋

お題

ある日、友人の車で遊びに出掛けたのだが、渋滞にハマり、僕の尿意はMAXに達していた。
前方を見ると、コンビニらしき光。車が動かない間に、トイレに行けると思ったのだが、その光は中古車バイク屋のものであった。と同時に急に車が動きだし、友人は僕を置いたまま、その流れに乗ってしまった。
MAXの尿意を抱えたまま、歩くこと10分。今度は本当のコンビニの光で用を済ませ、また渋滞にはまった友人の車に追いついた。
僕は、知った。MAXの尿意に先があることを。そして忘れない。あの日食べた鍋の味を。

りいてがき筆で書きました